心臓病の予防・検査・治療

がんよろず相談室

[20のエピソード]

ISBN 978-4-87066-169-1
判型 B6変形
ページ 200
定価 本体1,600円+税
送料 実費

濱元誠栄 著
(はまもと せいえい:銀座みやこクリニック院長)

沖縄県宮古島市出身。2001年鹿児島大学医学部卒業。2001年沖縄県立中部病院一般外科、2003年杏林大学医学部外科、2004年茨城県地域がんセンター、2005年沖縄県立中部病院一般外科、2007年沖縄県立宮古病院・宮古島徳洲会病院外科、2011年再生医療専門クリニックを経て、2018年銀座みやこクリニック院長。
専 門 外科・がん遺伝子治療・再生医療。日本外科学会専門医、日本形成外科学会、日本癌治療学会、日本再生医療学会認定医。日本禁煙学会指導医。

【概要】

がん患者さんやご家族が抱えるさまざまな疑問や悩みに対して、はま先生がやさしく、丁寧に答えます。相談する患者さんも、相談を受ける医師も、ともに肩の力を抜いて、ゆったりと対話する。本書はそんな、がんについての「よろず相談室」です。
〈推薦の言葉〉
 現在、がん患者の半分は治る時代になりましたが、やはり〝がん〟と診断されると驚いてしまいます。がんといっても、臓器や種類と進み具合によって治療も経過もまるで違います。医者選び、治療法選択などの悩みは大きい。「がんとの戦い」では、患者と医師は戦友です。本書はがんの知識だけでなく、医師と〝友〟となるきっかけやノウハウをとても上手に教えてくれます。(杏林大学名誉教授 呉屋朝幸)

【目 次】

はじめに
● がん細胞は正常な細胞と何が違うのか
● がん医療の水準は施設間で差があるのか
● 進行がんで、「治療しない」という選択はあり得るのか
● がん検診はどのように受けたらいいのか
● がんを「徹底的」に調べるには
● 新しい抗がん剤は「夢の新薬」なのか
● なぜ「民間療法」を選択するのか
● がんの「民間療法」とはどのような治療なのか
● がんが疑われるのに「経過をみる」ということの意味
● 子宮頸がん予防にワクチン接種は有効か
● 子宮頸がんワクチンを接種させるべきか
● 合併症があり「手術ができない」と言われたら
● 「がんサバイバー」の社会復帰は可能か
● がんの手術後、再発をどう考えるか
● ピロリ菌の除菌により胃がんを防ぐことはできるのか
● 進行がんの治療の流れを変えた「分子標的薬」(前・後編)
● いわゆる「余命宣告」についての誤解
● がん終末期を自宅で迎えることは可能か
● 「正しいがん情報」をどうやって取得すればよいか

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